この記事では、このマンガがすごい2021オトコ編で第1位に輝き、アニメ化が決定しているダークファンタジー漫画『チェンソーマン10巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
9巻ではマキマさんが支配の悪魔だと判明したことでアキの最悪の未来が訪れましたけれど、チェンソーマン10巻ではデンジに追い打ちをかけるマキマさんの鬼畜の所業が描かれています。
チェンソーマン10巻のあらすじ
ネタバレ注意!チェンソーマン10巻の見どころ&感想
チェンソーマンが本誌での連載を終了したけれど、ジャンプの看板漫画が10巻ほどで物語を収束できるなんて、時代が変わったなと思う。
まさに台風のような勢いがある漫画だったけれど、チェンソーマン10巻が残す心の爪痕は9巻以上のものだった。
銃の悪魔と化したアキを止めるには殺す以外の選択肢がなく……いつもなら美味いものを食べて寝ればケロっとしていたデンジに元気がない。
そんなデンジをマキマさんは自宅に招待するのだが、考えるのをやめたくてマキマさんの犬になりたいと話すデンジに、マキマさんがとった行動はパワーを殺すことだった。
突然の出来事にデンジの思考が停止しているんだけど、自分も「え?マジでパワー死んだの?こんなあっさり?え?」って感じで時間が止まった。
しかも茫然自失のデンジを見てマキマさんは大爆笑しているし、封印していた過去をほじくり返しているしで、これ以上ないほど怖い。
10巻の中盤ではチェンソーマンというタイトル回収がされていて、なぜ悪魔たちに恐れられているのか?その理由が明らかになった。
チェンソーマンが食べた悪魔はその名前の存在がこの世の中から消えてしまうという、そのむちゃくちゃな活躍にカルト的な人気もあるらしく、マキマさんもまたファンだと語っている。
支配の悪魔の力は自分よりも程度が低いと認識した相手に働き、マキマさんはチェンソーマンに勝利することができれば、死や戦争、飢餓という概念をこの世から消し去り、より良い世界をつくると語っている。
これまでの言動でどこからどこまで本音を話しているのか分からんし、敗北もまた喜びというファン心理が意味不明すぎてめちゃくちゃ怖い。
戦いのさなかに意識を取り戻したときにデンジは何を思い、結末はどうなるのか……最後まで見届けたいと思う。