この記事では連載開始から話題沸騰し、すでに累計30万部を突破している大注目の魔法ファンタジー漫画『魔男のイチ第2巻』のネタバレ注意な感想と見どころを紹介します!
第1巻では王の魔法ことキング・ウロロの試練を突破して男性初の魔法使いとなったイチがデスカラス班として行動することになりました。
その続きとなる魔男のイチ第2巻では想像とは違う氷鮫の魔法の試練やら、イチのことを信用していない魔女との勝負やら、神を冠する反世界の魔法の登場が描かれていきます。
魔男のイチ2巻のあらすじ
デスカラス班の隊員となったイチは、魔女協会の任務で氷鮫狩りへと派遣される。
到着した先には氷漬けにされた村人たちの姿が…!!
生物を凍らせる凶悪な“氷鮫の魔法”を狩って習得するべく、極寒の地で過酷な試練に挑むことに──!!
デスカラスやクムギが難関試練に苦戦する中、イチは驚きの秘策を思いつき…!?
【ネタバレ注意】魔男のイチ2巻を読んだ感想


魔男のイチ2巻は何話まで?
魔男のイチ2巻では第8話『氷鮫の魔法②』から第16話『反世界の魔法』まで描かれています。
肩透かしをくらった気分になる氷鮫魔法の話
魔男のイチの第1巻がめちゃくちゃ良かっただけに、正直、第2巻冒頭の氷鮫の魔法のエピソードには肩透かしをくらったんですけど、第2巻の中後半は期待通りの面白さでした。
だってデスカラス班の初任務でしたし、バチバチに戦うのを期待するじゃないですか?
そしたら、氷鮫は悪徳令嬢みたいなキャラだし、試練の内容が『氷鮫を美しく飾り立てる』だし、イチが出した答えもそれでいいのかよくわからんし、まぁこういうこともあるかって内容でした。
とはいえ、気になる描写もありました。
氷鮫はデスカラスを『強い魔女に挑まれるのは魔法の誉れ』と評価しているのと、イチに対して『ウロロを習得した規格外の男がいる』と、魔法側でも噂になっているとのこと。
魔法が群れている想像をしていなかったんですけど、各々の魔法に友達とかライバルがいたり、コミュニティがある可能性とか考えたら、楽しくなってきました。
イチを認めていない魔女『チクトゲ・トゲアイス』との勝負
第11話『魔女会議』では、イチの存在を世界に公表するか否か話し合う場で、冗談みたいな名前の魔女・トゲアイスが、イチの今後の教育方針をめぐって異論を唱える展開に。
真面目なトゲアイスと、自由奔放なデスカラスはまさに水と油の関係。
風紀委員と不良生徒みたいで、二人の過去が気になりますね。
そんなトゲアイスとイチは『菌茸の魔法』狩りで一発勝負。
試練内容は菌茸についている管を切って収穫すること。
この菌茸は自称『俺くん』でなんとも愛くるしいキャラをしています。
でも、全人類がキノコを好きだと思っている自己愛の化物で、反人類魔法だと自覚していない厄介者。
そんな菌茸を氷魔法で逃げ場をなくしていくトゲアイスと、まるで野生動物が鬼ごっこをしているかのように追い詰めていくイチの白熱した勝負が描かれていて、読んでいて楽しかったですよ。
神を冠する『反世界の魔法』が登場する
さぁそんな勝負の行方が気になる第14話『???』からは、それどころじゃない展開が描かれています。
その魔法の姿形も能力も習得方法も、全てが不明。
前回、出現した15年前には街二つと周辺5㎞の山々を一瞬で変滅させた神の魔法にして、通称『反世界の魔法』がイチの前に現れます。
その強さはウロロが「あれはヤバい、一秒たりとも傍にいたくないバケモン魔法だ」と評価するほど。
轢変進軍(ランスマン)という魔法攻撃は、まるで進撃の巨人とワンピースのドフラミンゴの鳥かごが合わさったようなビジュアルで、めっちゃカッコよくて興奮しました。
それにしても、神を冠する魔法が登場するのはやない?
まだ、第2巻で物語は始まったばかりよ?
コイツがラスボスになるのか、それともこれ以上を描くなら『宇宙の魔法』しかなくないか?
まぁ何はともあれ、魔法の大怪獣バトルは見応えがあって楽しいのでもっとやってほしいですね。
【最新刊】魔男のイチ3巻の発売日
- Q魔男のイチ3巻の発売日はいつですか?
- A
発売間隔から予想すると、2025年6月以降になると思います。