自分は怪談とか心霊系のYoutubeチャンネルとか凄い好きでよく見ているんですけど、霊感も無ければ心霊体験っぽいのに遭遇したことすらありません。
まぁ実際に目撃してしまったらビビり散らかすと思うし、余計なトラブルを招きかねないので、自分から霊を呼び寄せるような行為は絶対にしませんけど……。
さて、今回紹介するダンダダンは、都市伝説のひとつであるターボババアに取りつかれた少年と、超能力に目覚めた少女を描くオカルトバトル漫画です。
ダンダダンのあらすじ
ネタバレ注意!ダンダダンを読んだ感想
都市伝説のなかでもターボババアを選ぶセンス
都市伝説で有名どころといえば、口裂け女とかくねくね、八尺様とかてけてけとか。
子供の頃にトラウマになったような話もたくさんありますし、怪談とかで妖怪じみた正体不明の話を聞くと背筋が凍ります。
そのなかでも、ターボババアとかジェットババアみたいな走って追いかけてくる系の都市伝説は、どこかネタキャラ感が強すぎて怖くないんですよね。
ダンダダンはそんなターボババアを物語に組み込んでいるわけですけど……。
主人公にターボババアが憑依したときのキャラデザがめちゃくちゃカッコよくて驚きました。
物語はヲタクで地味な主人公・オカルト君と、霊媒師のおばあちゃんを持つ綾瀬桃が、ひょんな言い争いから、それぞれが心霊・UFOスポットに向かうところから始まります。
オカルト君はそこでターボババアに取りつかれ。
綾瀬は宇宙人に遭遇し、超能力を覚醒する……。
ターボババアに奪われたオカルト君のイチモツを取り戻すため、綾瀬や霊媒師のおばあちゃんに協力してもらいながら、様々な化物と戦うことになります。
疾走感ある戦闘描写が魅力的な漫画
最近の流行になる漫画は、話が重厚で読んでいて楽しくはあるんだけど、戦闘描写に関してはイマイチなものが多かったんですけど……。
ダンダダンはむしろその逆。
行き当たりばったりに感じる粗削りなエピソードを、なめらかな動きやコマ割り、戦闘描写の疾走感や、キャラデザの上手さで後押ししています。
自分はストーリーよりも絵が好きだった漫画のほうが、いつまでも記憶に残っているタイプ。
ムヒョロジとか、ぬらりひょんの孫とか。
ハイキューの作者・古舘春一さんの前作『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談』とか。
僕のヒーローアカデミアの作者・堀越耕平さんの前作『逢魔ヶ刻動物園』も、絵柄が凄く好きだったんで、新連載が始まったときにすぐに気づきました。
特殊性癖にぶっささる美魔女キャラの存在
どっからどう見ても20代にしかみえない綾瀬のおばあちゃんもめちゃくちゃ好き。
ハンターハンターのビスケとか、ナルトの綱手とか、宇崎ちゃんは遊びたい!の宇崎月とか。
いわゆる美魔女・美熟女キャラが好きな自分には超ささるというか、逆に年齢盛ってるだろってレベルで若いんだけど、強キャラ感があっていいんですよね。
地味眼鏡キャラって終始おどおどしていて、読んでいてイラっとすることもあるんですけど……。
ダンダダンの場合はちゃんと言い合いができるし、ターボババアが憑依する影響で性格も変わるし。
めちゃくちゃアツいってわけじゃないんですけど、読んでいて楽しい漫画でした。
ダンダダンを無料で試し読みする方法
ダンダダンは集英社が運営しているWEBマンガサイト・少年ジャンプ+で連載中なので、第2話まで無料で試し読みできます。