この記事では累計8000万部を突破し、2023年7月より第2期アニメが放送開始される大人気ダークファンタジー漫画『呪術廻戦23巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
22巻では呪霊化した禪院尚哉や河童や侍の乱入者など真希さんの覚醒回が描かれました。
その続きとなる呪術廻戦23巻では、呪力を代替エネルギーとして海外の首脳陣と交渉する羂索や、脹相と九十九由基が羂索相手に死闘を繰り広げる様子が描かれていきます。
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呪術廻戦23巻のあらすじ
【ネタバレ注意】呪術廻戦23巻を読んだ感想
あー、しんどい。
呪術廻戦は読むまでに心の準備がめっちゃかかるんですよね。
自分のブログは基本的にポジティブなことを中心に書いているわけですが、呪術廻戦に関してはネガティブな本音がだだもれでお届けしています……。
なかなか無いですよ、あーだこーだ思いながら20巻以上読み続けている漫画。
渋谷事変は主要キャラに色々ありすぎてしんどい&悲しいだったのが、死滅回遊編は純粋に戦いも面白くなければ、敵味方含めて新キャラの魅力が薄いという泥沼。
強いて良かった点を挙げるとすれば、乙骨憂太と禪院真希さんの存在でしょうか。
彼らが仲間にいるのも心強いし、戦闘描写も魅力的だし、主人公よりも二人を眺めていたい。
と、開幕愚痴から書き始めたところで、呪術廻戦23巻の話にまいりましょうかね。
勝敗を予想できる戦いの虚しさを感じる
死滅回遊編に足りていないのは予想の裏切り。
キャラの退場というハプニングではなく、この勝負はどっちが勝つかわからん!みたいな展開。
ナルトのうちはマダラ対五影やガイ先生の空気感を思い出している自分がいます。
あぁ、これどうせ負けるんだろうな……。
みたいなことを読む前に感じ取れてしまう寂しさ。
ナルトはストーリー終盤だったし、キャラの愛着とカッコよさがあるから成立してるけど、呪術廻戦は読後になんの感情も残らないのが、ねぇ……。
九十九由基という注目キャラの初戦が羂索なのは、読む前から終わったって思ったし、ブラックホールに耐えるという理解不能な結末も、受け入れるのが難しい戦いでした。
なんか、もう呪術廻戦23巻は苦手な展開のオンパレードでした。
呪術廻戦23巻の序盤では、呪力を代替エネルギーとして海外の大統領相手に交渉を持ちかける羂索が描かれるわけですが……。
どうも自分は、こういう漫画における政治描写が苦手で、チープなものに見えてしまうんですよね。
フィクションだからって言葉で蓋をしているのに、変に理屈っぽい話を絡ませてくるせいで、違和感をのぞかせるのは異能バトル漫画あるあるじゃないでしょうか?
一戦で退場するには惜しい九十九由基というキャラクター
九十九由基という武闘派お姉さんキャラめっちゃ好きだからこそ、この巻は読むのがしんどかった。
九十九由基の術式は自らに仮想の質量を付与する星の怒り。
このネーミングセンスはめっちゃ好き!
一方の、羂索は重力を操る戦い方をみせており、質量と重力の類似能力対決となっています。
羂索の情報を取るための先鋒として命を懸ける脹相も格好よかったし、九十九由基に関してはこれで物語から退場するのはあまりにも惜しすぎるキャラクターでしたね。
個人的には九十九由基渾身の自爆で、ブラックホールという単語を出しておきながら、平然としている羂索の描写がどうも気に入らないんですよ……。
能力バトル漫画でふと我に返る瞬間ってありますよね。
炎や氷を纏うキャラに自分に影響はないんか?
そもそもゼロから物質を生み出す力って神そのものやん的な。
個人的にブラックホールは、一般人が想像できるエネルギーの極地だと思っているので、フィクションの壁を貫通してくるんですよ……。
なかなか苦しい展開が続きますが、間違いなくアニメ映えしそうな戦闘描写なんだよなぁ。
五条先生、はやく出てきてなんとかしてくれ!
呪術廻戦24巻の発売日
- Q呪術廻戦24巻の発売日はいつですか?
- A
2023年10月4日発売予定です。