自分の地元や県が漫画で描かれたのなら地方民としてとても嬉しいはず。
この記事ではあるあるネタと自虐にまみれた愛知県ならびに東海地方のご当地漫画『八十亀ちゃんかんさつにっき』のネタバレ注意な感想と見どころを紹介!
訛りを気にする女子高生の地元愛がふんだんに描かれた漫画となっています。


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愛知県どころか東海地方の漫画と言っても過言ではない!
八十亀ちゃんかんさつにっきのネタバレ注意な見どころ
八十亀ちゃんかんさつにっきのあらすじ
Twitter発の大人気作ついにコミックス化!! 『露骨な名古屋弁』を使う女の子、八十亀最中が繰り広げるドタバタ名古屋コメディ4コマ、ついに開幕です!!
八十亀ちゃんかんさつにっき1巻より引用
名古屋の理想と現実
東京から引っ越してきた陣界斗は名古屋というか地方に対して独特な文化が築かれているものだという認識だった。
しかしクラスメイトの反応は「方言?市長くらいしかつかわねーよな」という反応。
テレビ局も東京とほとんど同じだし結局名古屋に来てもつまらない日常が続く……と思っていた彼の前に現れたのは「にゃあ、にゃあ、にゃあよ~」とネコのような少女だった。
陣は落としものの生徒手帳を拾い、彼女は1年生の八十亀最中だと知る。
にゃあはないが訛ったもので名古屋弁まる出しな少女に感動する陣は、猫のような八十亀最中と仲良くなりたいと思うのだ。

方言女子の可愛さよ!!
あるあるネタや自虐満載の漫画
喫茶店の数が多いことや、コメダのモーニングサービスについてや看板メニューであるシロノワールのデカさ、小倉トーストに寿がきやラーメンのことなど愛知県の特色について描かれていることも多い。
もちろん笑える話もあれば、そうなんだよなーと悲観するような「名古屋に観光地はありません」という自虐ネタも含まれている。
八十亀ちゃんかんさつにっき1巻を読んだ感想
八十亀ちゃんは所属する写真部に入部させられた陣は岐阜県出身の只草舞衣や三重県出身の笹津さんという個性的なキャラクターと関わっていくことになる。
名古屋どころか東海地方のご当地漫画といっても過言ではない八十亀ちゃんかんさつにっき。
ひとネタごとに作者による解説・やとがMEMOが書かれていて、出身と関係ないひとにも楽しめるようになっている。
ぜひ注目して欲しい漫画だ。
八十亀ちゃんかんさつにっきと一緒におすすめしたい漫画
八十亀ちゃんかんさつにっきが連載されている月刊ComicREXからおすすめする漫画です。
本屋で八十亀ちゃんかんさつにっきを探すなら、この作品の近くにあると思うのでご参考までにどうぞ。
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ニジとクロ1巻より引用