自分は幸運なことに?捨て猫・犬を見たことがないんですけど、もしも出会ったときに、適切な行動をとれるかどうかは正直分からない……。
今回紹介するギャルと恐竜は、なぜか部屋に恐竜がいるという状況にまったく動じないギャルが、そのまま同居生活するゆる~い雰囲気がなんともクセになる不思議な漫画だった。
ギャルと恐竜のあらすじ
ノリで始まった恐竜とのルームシェア!フツーにご飯食べるし、オシャレも楽しむ恐竜だから、ギャルといっしょの生活だって結構イケる。
ムズかしいことはよくわかんないけど、毎日が楽しければ問題ナイっしょ!
雑誌掲載用にギャルたちに描いてもらったロゴも収録なんで、よろ。
【ネタバレ注意】ギャルと恐竜を読んだ感想
作画・トミムラコタさんと原作・森もり子さんの漫画
恐竜と出会っても動じないギャル
本作はギャルと恐竜が出会う場面から物語がはじまるのだが「やば…完全に忘れてた…昨日酔った勢いで部屋に入れちゃったんだっけ~恐竜…」とギャルは一夜の過ち感覚。
恐竜は大人しくテレビを見ているし、ギャルは全く悩まないし、凄く不思議なルームシェア。
実は恐竜が絶滅していない世界線の話なんじゃないかと思っていたんだけどそうでもなさそうで、恐竜の存在にみんな驚いているけど受け入れるまでの早さがとにかく尋常ではない。
どういう面白さなのか説明するのは難しいんだけど、子供の頃に非日常だらけのコロコロコミックを素直に読んでいたような感覚になる漫画だった。
なんともいえない間抜けな恐竜の表情に癒される
喋ることはないけれど、人間の言葉や行動を理解している恐竜のリアクションや表情をみていると、ゆるキャラを見ているようで癒される。
出落ちというか、この恐竜の存在以上のインパクトはないし、ある意味想像通りの漫画だったが、別にそれでいいやと思ってしまう。
見た目が派手なだけで懐が深くてやさしいギャルと、徹夜でドラマのDVDを見るような恐竜とのルームシェアはとにかく不思議。
恐竜がいることに驚きつつも、慌てふためく様子はなくて、みんなが自然と恐竜と思わしき存在を受け入れているというゆるふわな世界観。
朝起きたら恐竜がいるという絶体絶命を受け入れるギャルの度量、いっさい喋れないけれど恐竜の表情は豊かで笑ってしまう。
2020年にはアニメ化&実写化された話題作なので、ギャグ漫画が好きな人は読んでみてはいかがでしょうか。
【最新刊】ギャルと恐竜7巻の発売日
ギャルと恐竜7巻は2022年3月4日に発売です。
ギャルと恐竜を無料で試し読みする方法
ギャルと恐竜は講談社から刊行されている漫画誌・週刊ヤングマガジンで連載中なので、コミックDAYSより無料で第1話を試し読みできます。


