この記事では2020年1月よりアニメ化されているグルメファンタジー漫画『空挺ドラゴンズ8巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
7巻では屠龍船プラナ・グラーヴァ号との遭遇と信念の相違などが描かれましたが、空挺ドラゴンズ8巻では一匹の龍を巡って、屠るか捕らえるかという争いに発展します。


屠龍船にかなりイラっとする巻でした
空挺ドラゴンズ8巻のあらすじ
捕龍船「クィン・ザザ」号は、活気あふれる交易都市・マユーロで、美味い龍が「天山迷路」に居ることを聞きつける。
一方、“屠龍船”「プラナ・グラーヴァ」号のクルガたちは、空の航路開拓のため同じ龍の討伐依頼を受ける。
おいしく獲るか、確実に仕留めるか。1頭の龍を巡り、ぶつかり合う2つの船。
戦いの行方は――!?
空挺ドラゴンズ8巻より引用
ネタバレ注意!空挺ドラゴンズ8巻の見どころ
天山迷路に突入するクィン・ザザ号
空挺ドラゴンズ8巻は天山迷路で龍をとりたいと話すミカと「ようやく借金苦から解放されたんだ。しばらくは手堅く稼ぐ」という船長代理のクロッコの意見の相違から始まる。
しかし天山迷路の龍が相場の10倍の価格で取引されていると知ると、酔っ払いたちはミカに味方し、さらには「クィン・ザザはボロ船らしく身の丈に合った仕事してりゃいいんだよ」とソラヤの一言がクロッコに火をつけることに。
ミカが龍に魅せられるようになったキッカケが描かれる
なぜ天山迷路が危険なのか……飛行船には上昇限度があって、それよりも標高が高い谷だと、底のほうをを通るしかなく、常に岩肌との距離が近くなってしまうため船の操作がかなり難しいから。
初めて入った天山迷路で龍を追いかけるクィン・ザザ号……しかしその獲物を屠龍船が横取りし、殺すだけ殺して、龍の肉を無視するという、かなりイラっとする展開が描かれている。
山の天気は変わりやすく、長居は危険。
しかしミカは「誰かが食ってやらねぇと」と飛び降り、しかもタキタまで解体を手伝うと言い出し、二人で「雲に還りてまた良き風招せ」と手を合わせるのだ。
タキタはミカに今までで一番おいしかったものの話を聞くのだが、幼いころにミカが乗っていた船が、龍に破壊されて無人島に流れ着き、そこで初めて龍を食べたという思いもよらぬエピソードが飛び出す。
一番銛という空のルールを無視する屠龍船
空挺ドラゴンズ8巻の後半では屠龍船との第2ラウンドが展開されるのだが、そこでも「空に人の理屈を持ち込むな」とルールを無視するクルガの姿が描かれている。
読んでいてだいぶストレスがたまっていくのだが、龍のこと以外、眼中に入っていないミカは相変わらずで、その姿は超かっこよかった。
クルガにどんな過去があろうが、好きなキャラになることはないだろう……9巻ではクィン・ザザ号の因縁の相手が登場ということで楽しみに待ちたいと思う。
空挺ドラゴンズ(最新刊)9巻の発売日
空挺ドラゴンズ9巻は2020年9月発売予定です。
good!アフタヌーンのおすすめ漫画
空挺ドラゴンズが連載されているgood!アフタヌーンのおすすめ漫画です。
書店で『図書館の大魔術師』や『やさしいヒカリ』という漫画を探すのなら、空挺ドラゴンズの近くにあると思います。

以上、空挺ドラゴンズ8巻の紹介でした