2020年注目の新作漫画

【ヨシノズイカラ】島暮らしをする中堅漫画家の悲喜こもごもを描く漫画

4.5
ヨシノズイカラ1巻の表紙画像

島に移住する書道家の次は島暮らしの漫画家!

というわけで、この記事では2014年にアニメ化された書道家漫画・ばらかもんを描いたヨシノサツキさんの作品『ヨシノズイカラ』感想や魅力を紹介します!

ばらかもんでは都会育ちの主人公が移住した島で子供たちとの交流を楽しむ作品でしたが、ヨシノズイカラの主人公は最初から田舎暮らし!

悲壮感あふれる中堅漫画家の現実と、ゆるりとした雰囲気が絶妙に描かれています。

ヨシノズイカラの裏表紙画像
ヨシノズイカラの裏表紙画像
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ヨシノズイカラのあらすじ

島で書道の次は、島で漫画。
ばらかもん・ヨシノサツキ最新作! !
どうにか生活できるほどの原稿料をもらいながら漫画家生活10年目を迎えた遠野成彦(32)。

何本目かの連載作品がついに打ち切りになり、あとがない成彦に編集者が提案してきたのは、生まれ育った島の日常を描くことだった。

こだわって描いてきたファンタジーとは真逆のジャンルに、成彦は反発しながらも挑戦することになるのだが…?

ヨシノズイカラ1巻より引用

ネタバレ注意!ヨシノズイカラのストーリーや魅力

作者・ヨシノサツキさんの漫画

ヨシノズイカラの作者・ヨシノサツキさんは、これまでにばらかもんや、そのスピンオフ漫画・はんだくんという作品を描いています。

タイトルにあるヨシノズイカラの意味

単行本には【葦の髄から天井を覗く】という言葉が記載されている。

細い葦の茎の管を通して天井を見て、それで天井の全体を見たと思い込むこと。自分の狭い見識に基づいて勝手に判断することのたとえ。

1話目の展開が凄すぎて即購入を決めた

ヨシノサツキさんの漫画だ!というよりも、自分の場合は1話目の試し読みをして、この展開は凄いなと購入に至った。

今回の主人公は生まれも育ちも田舎で、しかも売れない漫画家の苦悩や悲壮感、再出発などを描いていて「戦わない!飛ばない!モンスターもいない田舎の日常なんてメシ食って寝るだけだよ!なにも面白くねーよ」と自分のこだわりだったファンタジーから日常系漫画に挑戦する際には、これでいいのかと葛藤しまくっている。

おじさんになった漫画家につきつけられる現実は、読んでいて目をそむけたくなるものばかり……ゆるい雰囲気のなかに、それが嫌というほど詰まっていて、だからこそ挑戦する姿に応援したくなる。

島の雰囲気とやんちゃな子供の描き方が抜群に上手い

主人公を応援する熱烈なファンや、アシスタントのとし坊がなぜ主人公を慕っているのか、編集さんなど気になることも多く、ばらかもんが好きな人にはそのまま読んでもらいたい作品だ。

3巻完結という短さだから光るモノがある

ヨシノズイカラが3巻完結と知ったときは「おいおいまじかよ」となったが、実際に3巻を読んでみれば、むしろ間延びさせずにスパッと終わらせたのは好判断なのではないかというくらい、完成度が高かった。

5巻以上だったら普通の日常漫画という評価になってしまったかもしれないが、3巻でこの内容だったら間違いなく名作だと思う。

ヨシノズイカラの出版社と連載誌

ヨシノズイカラはスクウェアエニックスが刊行している漫画誌・月刊少年ガンガンで連載されていました。

本作を書店で探すのなら『エルフと狩猟士のアイテム工房』や『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい』という漫画の近くにあると思います。

くろごま
くろごま

以上、ヨシノズイカラの紹介でした!

漫画以外の商品レビューは【ゴマロク】のほうでしているので、興味がある人はそちらのブログもよろしくお願いします。
タイトルとURLをコピーしました