2020年注目の新作漫画

【やさしいヒカリ 感想】温かい雰囲気に癒される…多忙な会社員から離島への移住を描く漫画

4.5
やさしいヒカリ1巻の表紙画像

漫画の帯には『大丈夫。その選択はきっと間違ってなんかない』という、心を動かされるメッセージが記されていることがある。

毎日のように悩みが増え、その度に決断をしなくてはならない……それがどんな些細なことでも。

だからこそ、この背中を後押しするような一言に私は惹かれたんだろうと思う。

この記事では、ブラックな職場に疲れた男性が離島に移住する漫画『やさしいヒカリ』の感想や魅力を紹介したいと思う。

大人になると多忙な日常に追われ、ときおり本当に好きなこと、やりたいことを忘れてしまう。

やさしいヒカリは心のゆとり、そして子供のころを思い出させてくれるような温かい漫画だった。

やさしいヒカリ1巻の裏表紙画像
やさしいヒカリ1巻の裏表紙画像
くろごま
くろごま

透明感のある絵柄がまたいい雰囲気です

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やさしいヒカリのあらすじ

例えば、どこか遠くで暮らすとしたら――。

息つく暇のない生活を送るサラリーマン・三宅が再就職で行き着いたのは、穏やかに時間が流れる月輪島。

女子高生が案内人の、新たな暮らしが始まる! 潮風薫るリラックス・ドラマ開幕!!

やさしいヒカリ1巻より引用

ネタバレ注意!やさしいヒカリのストーリーや魅力

ブラック企業から島への移住を描く漫画

買った漫画も、録画した番組もどんどん溜まっていく。
毎日のように終電間際まで残業し、土日は気づけば夕方まで足りない睡眠時間を補うように寝てしまう。本当にやりたいことはいつになったらできるのか……。

体調不良でも休ませてくれない会社に向かう途中、意識朦朧としてぶっ倒れてしまった主人公・三宅飛鳥は心身ともに限界を感じて会社を辞めた。

そのことを友人たちに話すと辞めて正解だよと、そして月輪島という友人の地元で簡易郵便局の局長をやらないかと、仕事を紹介してくれるのだ。

女子高生の日和子との出会い

もともと島にあった郵便局が無くなってしまい、地元の人達は隣町まで足を運ばないといけなくなってしまった……そこで家の中に小さな郵便局を作るという話になり、若い人を探しているとのこと。

飛鳥はこの話を引き受けて、月輪島でオーナーの綿里さんの家に部屋を借りて生活することになり、そこで女子高生の日和子ちゃんに出会う

日和子は綿里さんの家で暮らしており、母親はすでに他界、父親は仕事で本土に行っていてたまにしか会えないという複雑な事情を抱えていて……。

やさしいヒカリは飛鳥と日和子の将来の不安について物語が展開されていく。

迷いを断ち切る言葉の数々がとてもいい

仕事を辞めて正解だったのか今でも分からない、本当にこれでよかったのかと話す飛鳥に、日和子はある出来事を経て「ああこの人はちゃんとした判断ができる人なんだなって……だから三宅君は間違っていないと思う」と言葉をかけるのだ。

「三宅君の代わりはたくさんいるんだよ」

その言葉を聞いて飛鳥は本当にやりたいことを「僕は間違っているでしょうか」と自信なさげながらも模索していく……。

本作は読んでいるととても温かい気持ちになってくる。

飛鳥の丁寧な言葉使いもそうだが、モノクロの紙面とは思えないほど鮮やかな色が思い浮かぶ。

家族や故郷、幼い頃を思い出す人もいるのではないだろうか……全3巻で物語は完結しているが、綺麗に話がまとまっていて読みやすいので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

やさしいヒカリの出版社や連載誌

やさしいヒカリは講談社から刊行されている漫画誌・good!アフタヌーンで連載されていました。

本作を書店で探すのなら、空挺ドラゴンズや図書館の大魔術師という漫画の近くにあると思います。

くろごま
くろごま

以上、やさしいヒカリの紹介でした

漫画以外の商品レビューは【ゴマロク】のほうでしているので、興味がある人はそちらのブログもよろしくお願いします。
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