掟上今日子の備忘録などの著者・西尾維新の大人気小説をバイオーグ・トリニティの大暮維人がコミカライズ。
この記事では週刊少年マガジンで連載中の怪異ファンタジー『化物語2巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します!
1巻で描かれていた戦場ヶ原ひたぎの物語であるひたぎクラブが完結し、化物語2巻からは八九寺真宵編のまよいマイマイが始まります。
1巻の内容を思い出す>>>【化物語 漫画版 感想】大暮維人による超美麗コミカライズが凄すぎる



1巻以上の画力だと⁉
化物語2巻のあらすじ
「僕はその道案内をするだけだ」
阿良々木暦が受け止めたのは、“体重を奪われた少女”戦場ヶ原ひたぎ。
彼女は自分で自分を助けなければならない。
本当の自分の“思い”に、迷子にならないように…。西尾維新×大暮維人で贈るこれぞ新たな怪異! 怪異! 怪異! 青春は、二度とは出会えぬ〈物語〉!
化物語2巻より引用
ネタバレ注意!化物語2巻の見どころ
ひたぎクラブが完結する
「ひたぎってね土木関係の用語で直木って書くのよ。梁の下に敷いて建物を支えるの」
戦場ヶ原は必死に支えようとした。
元々病弱な体にムチを打って超人を演じることで、母親を支えようとした。
しかし頑張れば頑張るほど、母親が宗教に傾倒していったという暗く重い過去。
縁を切ることを戦場ヶ原は神に望んだ。
それでも「あの時、あの時のお母さんの笑顔は私のためだけのものだから……」と戦場ヶ原は後悔し「立ち向かえば偉いというわけじゃない。逃げたきゃ逃げればいいのにさ」と忍野は本当に良いことを言うのだ。
アニメで見たときよりも、正直話の重さが何倍にも感じる。
というのも大暮維人さんが描く母親の姿がリアルすぎてキツイのだ。
八九寺真宵編である“まよいマイマイ”が始まる
怪異から日が経ち、なんて事のない休日に戦場ヶ原とおしゃべりしまくって精神を削られた後、阿良々木暦は、公園の案内図を見あげる少女を見かける。
「道に迷ったのか?」
と気軽に声をかけると「話しかけないでください‼私はあなたが嫌いですっ‼」と強烈な一言が返ってくるのだ。
彼女こそが八九寺真宵。
「失礼、噛みました」
は化物語のなかでも有名な言葉だ。
化物語2巻を読んだ感想
本作はいたるところに物語の伏線があり、化物語2巻でも羽川翼、阿良々木暦、そしてファイアーシスターズ、キスショットが描かれている。
週刊連載ということもあってどこまで描かれるのかは分からないが、蝸牛のえげつないほど緻密なイラストを見て、もっと読みたいと強く思った。
コミカライズとしてはこれ以上ない完成度だ。
3巻の記事を続けて読む>>>【化物語 3巻 ネタバレ注意】誰もが蝸牛に騙される!まよいマイマイが凄すぎた
週刊少年マガジンのおすすめ漫画
化物語が連載している週刊少年マガジンからおすすめする漫画です。
書店で五等分の花嫁やそれでも歩は寄せてくるという漫画を探すのなら、化物語の近くにあると思います。
レビュー記事>>>【それでも歩は寄せてくる 感想】将棋の顔をした超にやけるラブコメ漫画

以上、化物語2巻の紹介でした!