2019年1月からアニメ化された漫画

荒ぶる季節の乙女どもよ1巻|「この視点は無かった」性に振りまわされる少女たちを描いた青春群像劇

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アニメ好きなら誰もが知っている超名作『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』の脚本を担当した岡田麿里『それでも僕は君が好き』の絵本奈央が、別冊少年マガジンで連載している作品『荒ぶる季節の乙女どもよ』1巻が2017年4月7日に発売された。

少年誌において女性視点の作品はかなり少ない。しかもその内容が性に振りまわされる少女たちの青春群像劇だ。衝撃的なセリフや繊細な心理描写、そして透明度の高い画力に注目してほしい。

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荒ぶる季節の乙女どもよ1巻のあらすじ

あなたの“はじめて”を、わたしにください──。
和紗たちは文芸部に所属する女子5人。部が「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じた「セックス」の一言……。その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。

漫画情報まとめ

漫画誌:別冊少年マガジン
本屋で探す目印:KC MAGAZINE
出版社:講談社
原作 :岡田麿里
漫画 :絵本奈央
同作者の漫画:あの日見た花の名前を僕達はまだ知らないそれでも僕は君が好き
電子書籍:荒ぶる季節の乙女どもよ1巻
ジャンル:青春群像劇・学校・恋愛
おすすめする人:上記のジャンル・ハラハラするような展開が好みな人

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない

あの日、ここで止まった時間が、動きだす。 小学生の時に友達と“超平和バスターズ”というグループを作り、“じんたん”と呼ばれていた少年・宿海仁太。 “めんま”の死をきっかけにグループはバラバラになってしまっていたが、彼の前に突然めんまが現われて――!?

それでも僕は君が好き

法律事務所で働く芹澤(せりざわ)は、職場からの帰り道、交通事故に遭う。その時、彼のもとに駆け寄ってきたのは、見覚えはあるが誰かわからない女性だった。病院で目覚めた芹澤は、彼女が誰かを思い出すべく、過去の恋愛を振り返るが……。恋愛中の人も、休憩中の人も、誰にでもある「忘れられない恋」! 台湾の小説を原作に、透明感あふれるタッチで描かれた珠玉の恋愛オムニバス。

荒ぶる季節の乙女どもよ1巻の見どころと感想

荒ぶる季節の乙女どもよ1巻画像

部活動をしている場面から本作の物語は始まる。彼女達は文学部に所属し、朗読会が主な活動内容。真面目に見えるがその内容は性描写の朗読で、部員はその内容に頬を赤らめる。

そういったことに興味があるのは何も男子だけではない。むっつりなんて言葉があるが思春期になれば興味が出るのは当然のことだ。

部長の曾根崎り香は色々な面で潔癖。菅原新菜は掃き溜めに鶴と呼ばれるほど美少女。本郷ひと葉は作家志望の謎キャラ。ぽわっとしている須藤百々子と主人公の小野寺和沙は親友同士。

この5人の文芸部員たちによる青春群像劇が『荒ぶる季節の乙女どもよ』だ。

和沙には典元泉というイケメンの幼なじみがいる。ラブコメで美少女の幼なじみといえばテンプレだが、これを逆にするだけで重みが違う。

和沙は中学時代に泉君の幼なじみということで悪口を言われ続けた過去があり「あんま人前で話しかけない方がいい?」と泉君はそのことを理解している。「分かんない。時と場合による」仲がいいからこそ、距離感に戸惑い、苦しむのだ。

まぁ、1巻で精神的に苦痛を感じているのは間違いなく泉君なのだが……。

ある日、曾根崎に呼ばれて部室に集まった5人は「入手しました!山王丸そるこ先生の新作……についての最新情報‼」好きな作家さんの新作のテーマである“死ぬ前にしたいこと”について盛り上がる。

「私だったら何をしたいかな」「絶対にできないことしてみたい!」と各々が意見をだすなか「……セックス」と耳を疑う言葉が飛び出す。菅原新菜が発した一言が5人を性の渦へと引きこむことに……。

本作は性に対してかなりストレートな内容になっている。

性に振りまわされたくないと嘆き、傷つく。だが恋愛を考えた先には必ずあるもので……5人それぞれの物語がどのように動くのか、今後が楽しみな作品だ。

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