2021年注目の新作漫画

【麻衣の虫ぐらし】命と向き合う!想像を超えてきて凄く良かった農業漫画

5.0
麻衣の虫ぐらし1巻の表紙画像
スポンサーリンク

虫に触れることは、個人的に幽霊が視えるのと同列で凄い才能だと思います。

自分は爬虫類を飼育している人の動画とか、釣り系の動画とかを視聴するのが結構好きなので、画面越しならばGがどれだけいようと平気なんですけど…。

いざ、目の前にすると昆虫って結構怖いですよね。

今回紹介する麻衣の虫ぐらしは、慣れもあるでしょうけれど、虫に耐性がなければやっていけない農業を描きつつ、虫の知識を絡ませながら、キャラクターの掛け合いが面白い、ストーリー構成が凄い漫画でした。

スポンサーリンク

麻衣の虫ぐらしのあらすじ

あらすじ

天真爛漫でいつものほほんな、職探し中の麻衣。

孤独な生い立ちを抱えつつ、祖父とふたり暮らしをしながら、農業を営む菜々子。

この土地に生息する虫の保護活動に力を注ぐ来夏。

虫と戯れ、虫に翻弄される、彼女たちの軽やかな日々。

ネタバレ注意!麻衣の虫ぐらしのストーリーや魅力

作者・雨がっぱ少女群さんの漫画

麻衣の虫ぐらし作者・雨がっぱ少女群さんは他にも、ひとりかごめという漫画を描いています。

昆虫を題材に農業を描いている百合漫画

農業と虫は切っても切れない関係で、栄養を奪う虫もおれば、テントウムシのようにアブラムシを食べてくれる益虫も存在します。

本作は読み進めて数ページ目で「テントウムシの羽を接着剤で固めて飛べなくしてるんです」と…。

天使のような笑顔で語る少女・菜々子の言葉に度肝を抜かれるわけですがが、逃げないようにする措置だと申し訳なさそうに語っています。

調べてみるとグルーガンで羽を止める技術は2ヶ月限定で、その後はまた飛べるようになり、繁殖にも影響はないんだとか。

予想を良い意味で裏切ってくれる漫画

正直、この作品を読む前は昆虫採集が趣味の少女とかそういう話だと思っていました。

しかし実際に読んでみると、病気で余命宣告を受けた祖父の代わりに畑を守ろうとする清水菜々子。

入社1年目でリストラされて就活中の桜乃麻衣という、登場人物が重い事情を抱えている物語。

麻衣の虫ぐらしというタイトルにあるとおり、主人公は麻衣のほうで、彼女はステージで披露するような歌声、そしてファンクラブが存在するという別の顔があります。

虫の保護活動をしている『姫を守る会』に所属していて、実家が老舗旅館で町長の娘という、もう一人の主要な登場人物である須藤来夏は、麻衣のギャップについて変態だと表現していました。

農業・昆虫だけでなく、百合という要素まであわせもっていて、麻衣を溺愛している菜々は「思い余って来夏さんの目をフォークであれしてしまうところでした」というダークな一面を見せています。

キャラクターの掛け合いも面白いんですけど「畑を荒らす悪い子に逃げ場なんてあげませんよ」という虫を嫌う菜々の表情に注目してもらいたい。

そして最後に、泣ける話であるということを伝えておきます。

祖父の「失敗してもいいんだ……」という言葉には胸を打たれ、読む前と後で大きく評価が変わる作品だと感じました。

昆虫が好きだという人はもちろんのこと、短編漫画を探している人におすすめなので、興味があるのならぜひ読んでみてください。

麻衣の虫ぐらしの読者におすすめの漫画

漫画以外の商品レビューは【ゴマロク】でしているので、そちらもよろしくお願いします。
タイトルとURLをコピーしました