漫画ランキング2019!今年1巻が発売された注目タイトル

【未亡人登山 感想】亡き夫が残した登山記録を追いかける物語

4.0
未亡人登山1巻画像
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アウトドアの漫画は意外とある。

アニメ化された作品で言えばヤマノススメゆるキャン△に、くらげバンチで連載中の山と食欲と私やハルタで連載中の山を渡るなどなど。

アウトドアは興味あるけれど、なかなか実行に移せないという趣味の代表例ではないでしょうか。

この記事ではそんなアウトドアのなかでも登山を題材に人間ドラマを描いた漫画『未亡人登山』の感想や魅力を紹介したいと思います!

なんか不穏なタイトルですね

亡き夫が残した登山日記を辿る女性と山を愛する男の人間ドラマであり、強烈なタイトルをしていますが、女性の性格や笑顔のおかげで重さをそこまで感じることはないので安心してほしい。

未亡人登山の裏表紙画像
未亡人登山の裏表紙画像
くろごま
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登山漫画というよりも人間ドラマです

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未亡人登山のあらすじ

風の音、虫の動く音、沢を流れる水の音、心臓の音……。
「山に登っているときだけ、生きている心地がする」と山に魅せられ山を愛する男――加賀山峻かがやましゅん
彼がある日出逢ったのは、山には似つかわしくない風貌の独りの女性、千堂 椿せんどうつばきだった。
見るに見かねて同行した加賀山は、彼女が”山を登る理由”を知ることになる。

大切な物を失った女と大切なものに出逢った男のセンチメンタルで雄大な登山恋記。

ビッグコミックBROSより引用

未亡人登山のストーリーと魅力

加賀山峻が出会った不思議な女性

山を登るなら一人がいい。
山にいる時は誰のことも考えたくない。

生き物や植物、数千年という時間をかけて出来た大自然の美しさを楽しんでいた加賀山峻かがやましゅんはすれ違う一人の女性と挨拶を交わすのだが「えっ…‼あの⁉」と驚きの声がでたのも無理はない。

その女性は山を登る格好とは思えない黒いコートに、平地用のスニーカーを履いていたのだ。

山の危険を知っているからこそ女性をそのままにしておくわけにはいかず、加賀山は予備のウェアを貸し与える。

はじめは「ご忠告ありがとうございます。しかしながら夫が待っておりますので」と聞く耳を持たなかった女性に「世界で一番人が死んでいる山なんですよね」と脅しをかけてウェアを着せる。

加賀山はあくまで女性を助けるというよりも、山に迷惑をかけないための行動のつもりだった。

案内役を引き受けて、山頂に連れていく。
しかしそこには待っているはずの人はいなかったのだ。

千堂椿という女性が山に来た理由

山登りが趣味だったという旦那はすでに他界していると話す千堂椿。

そんな彼女を山に連れてきた物は旦那が残したメモ帳だった。

そこには谷川岳という地名が記されており「続きは、夫が見た風景を私も思い出として共有したとき――」とここに来た理由を明かすのだ。

千堂椿に登山を教えることになる

椿はページの先を見るために加賀山に登山を教えてほしいと頼むのだ。

山に登るならひとりがいいと今まで思ってきた加賀山が「もう決定です。よろしくご指導ください」という屈託のない笑顔に押し切られて、ふたりの不思議な出会いにその先が生まれるのだ。

谷川岳、日向山、日和田山……。
椿は登山を、加賀山は思い出の共有を知っていく。

表紙からも伝わるように景色の描写はもちろん綺麗。

未亡人という重い設定に引っ張られないのは気丈に振舞う椿の笑顔や性格によるものだろう。

旦那が生前何を考えていたのか、男女の考え方の違い、クライマーの気持ち……。
ぜひ登山以外の部分にも注目してほしい作品だ。

未亡人登山の出版社と連載誌

未亡人登山は小学館が刊行している月刊スピリッツで連載中です。

本作を書店で探すのなら、映像研には手を出すな!きまじめ姫と文房具王子という漫画の近くにあると思います。

レビュー記事>>>【映像研には手を出すな!感想】アニメ制作に取り組む女子高生たちの世界観が面白い

レビュー記事>>>【きまじめ姫と文房具王子 感想】知識欲が満たされる!新感覚な人間ドラマ

くろごま
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以上、未亡人登山の紹介でした!

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