2019年1月からアニメ化された漫画

「ジブリみたい」知られざる舞妓さんの日常と艶やかで美しいグルメマンガ『舞妓さんちのまかないさん1巻』

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舞妓さんちのまかないさん1巻画像

世界的な観光地として認知されている京都。

小学生のころに修学旅行で私も行ったが、舞妓さんの存在を知ったのはそのときだろう。

だが、舞妓さんについて知っていることはあるかと聞かれれば、恥ずかしながら私はまったくない。舞妓変身というサービスが流行し、昼間に見かける舞妓のほとんどが観光客だと言われているが、本物はどこでなにをしているのだろうか。そして舞妓になるには……。

 

週刊少年サンデーで連載中の『舞妓さんちのまかないさん』は知られざる舞妓さんの日常や苦悩、そして素朴で美しい舞妓飯を描いた作品である。著者の小山愛子さんの前作は『ちろり』で、これまた和な作品だ。グルメ、もしくは和を求めているかたにはオススメの漫画だ。

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1巻のあらすじ

舞妓さんちのまかないさん1巻のタイトルイラスト

copyright/小山愛子・小学館

京都の花街発・16歳が綴る台所物語!

ここは京都のど真ん中にある花街。
舞妓さんたちが深夜、お仕事を終えたあと帰ってきて、共同生活を送っているのは、「屋形」と呼ばれるおうちです。
とある屋形で「まかないさん」として舞妓さんたちに毎日の食事を作っているのは、なんと弱冠16歳の少女・キヨ。
彼女がまかないさんになったのには、ある意外な理由があって――。

華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれます。

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舞妓さんを支えるのは16歳の少女・キヨさん

舞妓さんちのまかないさん画像

花街での仕事を終え、夜が更ける午前一時。

舞妓さんたちは屋形と呼ばれるおうちに帰り、普通の女の子に戻る。四人一部屋の共同生活では「うちのプリン食べたん誰⁉」「名前書いてへんかったから借りてん」ともめることも日常茶飯事。そこのコンビニに普通に売ってると気軽な言葉に対して「この髪じゃコンビニ入れへんの知ってまっしゃんか。うち、あと四日は解けへんのんどすえ」という衝撃的なやりとりも。

 

本作の主人公キヨさんはもともとは舞妓になるために幼なじみのスーちゃんと青森から上京したのですが、マイペースな性格と他人の綺麗な姿に夢中になりすぎて怒られることも多く、しまいには青森に帰るように言われてしまう。だがそのころに食堂で働いていたおばちゃんが倒れてしまって、代わりに料理を振舞ったことから、キヨは『まかないさん』になったのだ。

 

本作は舞妓さんの日常を描いた作品であり、郷土料理もしくは普通の家庭に出てきそうな料理が多い。しかしパンプティングや親子丼、目玉焼きなど……どの料理も艶が美しく、小山愛子さんの描く料理は魅力的だ。舞妓さんという職業系漫画とグルメ漫画の両方の顔を持ち、一コマに対する密度のバランスが心地いい。そして○○が食べれないと知ったときに、あなたは舞妓さんの見る目が変わるだろう。

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