幼い頃に命を助けてもらった恩人に一目ぼれ。
この記事ではなろう系ではなくて純粋な異世界漫画であり、アイテム工房というファンタジーの職業を描いた作品『エルフと狩猟士のアイテム工房』の感想や魅力を紹介します!
恩人の仕事を手伝うために狩猟士となった青年と、一級品のアイテムを作る年上幼女エルフの仲睦まじい姿を描いた恋愛漫画です。


可愛い系の絵柄です!
エルフと狩猟士のアイテム工房のあらすじ
年上幼女×純朴ハンター
たった二人の工房暮らし
森の小さな工房を営むエルフの職人マグリットと、彼女を慕う人間の専属狩猟士、ユラ。
種族も寿命も異なる二人はそれでもより添い、依頼を受けて不思議でアイテムを次々創り出す。小さな工房で紡がれるたった二人だけの何でもない日常、少しのぞいてみませんか?
エルフと狩猟士のアイテム工房1巻より引用
エルフと狩猟士のアイテム工房のストーリーと魅力
エルフのマグリットと狩猟士のユラ
エルフは長命という設定はこの作品でも使われていて、幼女のように見えてもマグリットは大人の女性。
「マグリットの魔力飴?」
「マグリットさんの……」
と店に入ればブランド品のような扱いをされる一級品のアイテムを作っているのだ。
そんなマグリットのアイテム素材の採取を手伝っているのが狩猟士のユラ。
多くを語るタイプの青年ではないが、マグリットのことを「女神のようだ」と敬愛していて、マグリットもまたユラのことを「かっこいい」と思っている。
本作はふたりの灯火のような恋心をニヤニヤしながら見守るラブコメであり、ファンタジー漫画なのだ。
ふたりの出会いと約束
そんな二人が一緒に働くようになったきっかけは、子供のころに命を落としかねない怪我を負ったユラをマグリットが助けたこと。
ひとめぼれしたユラはマグリットに「あなたの傍にいたいです!どうすればいいですか」と尋ねて「強い狩猟士になって必ずあなたの元へ行きます」と口約束を交わすのだ。
ユラの過去とマグリットの嫉妬
現在は最高等級の狩猟士となったユラだが、そんな彼にも修行時代がもちろんあり、そのときの相棒・レンナートが工房に訪れるのだ。
無愛想なレンナートと二人だけの空気感をユラが作るものだから、マグリットは嫉妬心をむき出しにしている。
ユラからのプレゼントを本気で喜ぶマグリットの可愛らしい姿、そして命の時間があまりにも違うため恋愛関係に踏み出せないふたりが、今を見つめる物語を見守っていきたいと思う。
エルフと狩猟士のアイテム工房の出版社と連載誌
エルフと狩猟士のアイテム工房はスクウェアエニックスが刊行している月刊少年ガンガンで連載中です。
書店でヨシノズイカラや社畜さんは幼女幽霊に癒されたいという漫画を探すのなら、エルフと狩猟士のアイテム工房の近くにあると思います。
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以上、エルフと狩猟士のアイテム工房の紹介でした!