2019年4月からアニメ化される漫画

ブルーピリオド感想|一枚の油絵に出会ってしまったDQNの美大受験を描く漫画

ブルーピリオド1巻画像
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不良とスポーツを組み合わせた漫画は数多くあるけれど、不良が芸術に出会う漫画は初めて読みました。

2017年12月22日に発売された『ブルーピリオドは成績優秀で世渡り上手、しかし飲酒喫煙夜遊びをしているDQNな少年が一枚の油絵に出会うことで美術の世界にのめりこんでいく……。

夢の熱さ、自分の若さに目覚めちゃう伝染性青春漫画と帯に記載されているとおり、ブルーピリオドはめちゃくちゃ熱い漫画です。

くろごま
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この世界観に惚れました!

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『ブルーピリオド』のあらすじ

成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す。

ブルーピリオド1巻より引用
  • 漫画誌:月刊アフタヌーン
  • 出版社:講談社
  • 作者 :山口つばさ
  • 過去作:彼女と彼女の猫
  • ジャンル:文化系・美術・受験

『ブルーピリオド』のネタバレ注意な感想と魅力

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2018年度のマンガ賞常連となった作品

ほとんどの漫画賞で名前を見かけたといっても過言ではないくらい2018年に大ブレイクしました。

  • 次にくるマンガ大賞2018第15位
  • みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018第1位
  • このマンガがすごい!WEBオトコ編2018年2月第1位!
  • このマンガが!すごい2019オトコ編第4位
  • 第2回マンガ新聞大賞第3位
  • マンガ大賞2019第3位
  • 第43回講談社漫画賞ノミネート

主人公は嫌われないタイプのDQN

主人公の矢口八虎はいわゆるDQN。

しかし成績優秀で世渡り上手でもあり、嫌われない不良でもある。学生時代こういう人間はひとりぐらいいたのではないだろうか。

八虎にとってテストも人付き合いも、ノルマをクリアする楽しさに近く、それなりのコストをかけている。八虎は結果がでるように普通のことをしているに過ぎないのに、人は自分を褒める。

その虚しさを八虎は抱えて過ごしてきた。

一枚の絵に衝撃を受ける

しかし彼は出会ってしまうのだ。

一枚の油絵に。

退屈でしかなかった美術の授業。

その絵を描いたのは美術部員の森先輩。

彼女との出会いは後々、八虎の進路に大きく影響することになるのだが「手放しに才能って言われると何もしてないって言われてるみたいで……」と八虎の虚しさと同じ感覚を持っている。

そのことを嬉しく思ったのか八虎は「渋谷なんですけど……静かで青いんすよ」と自分が見た景色の話をぽろっとこぼしてしまう。

しかし森先輩は「あなたが青く見えるなら、りんごもうさぎの体も青くていいんだよ」と平然と言葉を返すのだ。

先生の重く響く言葉

「美術は文字じゃない言語だから」

今までの自分ではありえない選択をしようとしている八虎。「好きなことは趣味でいい。これは大人の発想だと思いますよ」美術の先生に言われた言葉はなによりも重く響くものだった。

ブルーピリオドの帯には『夢の熱さ、自分の若さに目覚めちゃう伝染性青春漫画』『読むと未来を模索したくなる!俺たちは好きなことを支えにこの世界を生きていく』と書かれている。

美大に入るメリット、デメリット、絵を描く技法。絵を描くことが好きな人はもちろん、何かに挑戦しようとしている人にブルーピリオドはぜひ読んでほしい漫画だ。



ブルーピリオド2巻感想記事

次の記事ではブルーピリオド2巻のネタバレ注意な感想と見どころが書かれています。

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月刊アフタヌーンからおすすめする漫画

ブルーピリオドと同じ漫画誌『月刊アフタヌーン』からおすすめする漫画です。

本屋でブルーピリオドを探す場合、この作品が近くにあると思うのでご参考までにどうぞ。

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天国大魔境1巻より引用

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